高卒認定の安全圏の合格点と合格率 難易度が低く感じる理由

高卒認定の安全圏の合格点と合格率 難易度が低く感じる理由

卒認定試験の難易度は基礎的な内容の出題が中心で、センター試験よりも低いとされています。平成26年度以降、一部の科目名や出題範囲に変更がありますが、毎年の出題傾向は大きく変わらず、教科書を中心とした基礎的な内容が中心となっています。

高卒認定試験の合格点は40点

公表はされていませんが高卒認定試験の合格点は40点前後です。

40点を取るためには、確実に取れる問題はきっちりと得点しておく必要があるのです。

それが1番の高卒認定の難易度を低くすることでしょう。

プラス合格する人数に制限はありません。合格点と言われる点数さへ取れれば全員が合格できます。倍率という概念がありません。

  • 中卒…748人:8.3%
  • 高校中退…5,110人:56.6%
  • 全日制高校在学…1,677人:18.6%
  • 定時制、通信制高校在学…771人:8.5%
  • 高専中退…164人:1.8%
  • その他…558人:6.2%

という属性の割合です。この割合は例年ほとんど変わっていません。

  • 属性に変化がない
  • 合格率もほぼ同一
  • 高卒認定試験は現役世代の全日制高校在学者の合格率が高め

この3つから考えられることは、

高卒認定試験を不合格になっている属性は毎年決まっている

というような事が考えられます。

高卒認定試験の過去2回の合格率

高卒認定の過去2回の合格率と属性別合格率です。

高卒認定試験年度別合格率

難易度が低く感じるもう1つの理由

高卒認定試験の難易度を低く感じる理由は1度に全科目合格する必要がない制度からです。これは保育士も同じです。(保育士は3年間有効)高卒認定試験1度合格した科目に関しては以降受験する必要はありません。

一生有効です。もしあなたが時間の制限がない場合、何年かかけて合格すれば

1回の試験で2科目ずつ合格
2科目×4回(2年)=全科目合格
2年で取得する事が出来ます。

少し期間が長いですがこの方法で取得している人も多数います。そんな方法で合格した人の声はコチラ

1部合格が80%以上あるのはこの為です。

  • 1部合格約80%
  • 全科目合格約35%

この方法であれば全科目合格を目指すより難易度はかなり下がります。

難易度が低く感じるもう1つの理由2

高卒認定試験は筆記試験ではなくマークシートです。この出題形式も難易度を低く感じさせる要因でしょう。

迷った場合4〜5択から選ぶことが出来ます。全く勉強していなければ単なるカンになってしまいますが、勉強をした上で迷った場合2択程度もで回答を絞る事が出来るはずです。これは非常に魅力的です。

合格安全圏の点数

高卒認定の合格点が40点だからといって40点が取れる勉強をするのは安全圏には入れません。あくまでも文部科学省から合格点は公表されていないことを理解するべきです。そう考えると50点は取るように勉強することが大事でしょう。

半分をとることその為に勉強法は大事です。

各科目のケアレスミスをなくす
  • 国語では漢字
  • 英語では発音記号や整序問題で確実に得点すること
  • 数学では、四則演算や正負など

ケアレスミスをしないこと。

  • 理科・社会では地道な暗記をして点数を伸ばすこと。

基礎的なレベルの問題で得点を積み重ねていけば、40点以上を取ることも難しくありません。
実際、高卒認定の合格点を40点と聞いて、

  • 「それくらいなら取れそう」
  • 「意外と簡単だ」

と思う人もいるのではないでしょうか? 確かに、教科書の内容をしっかりと理解できているのであれば、高卒認定の難易度が低く感じるかもしれません。

まとめ

高卒認定試験は決して難易度が高い訳ではあり ません。

ある意味共済処置的な試験です。

でも全科目合格は例年35%前後です。2016年第2回11月の試験では全科目合格は39.9%と例年になく高い合格率でした。これはまれでしょう。39.9%の全科目合格の合格率を引き上げている要因は現役学生による受験でしょう。11月も約8.5 %の現役生(通信制・定時制・全日制含む)が受験しています。現役世代にしてみれば難易度は決して高くはありません。
受験をされる人の勉強のレベルがどうなのかが1番重要です。最年少は15歳から最年長は60歳まで受ける試験だからこそ難易度はその人によって異なってきます。