高卒認定と達成度テスト「基礎レベル統合も検討」

文科省は平成26年2月に、高校在校中の生徒の、基礎的な学習達成度の把握を目的とした、『達成度テスト(基礎レベル)仮称』」(案)を中央教育審議会高大接続特別部会に図りました。

ここで言う達成度テストとは、高校に在学する生徒が受ける試験をさしており、主たる目的は大学教育を受けるために、現況の学習理解度合いを知りえる事が目的とされています。

気を付けたい事は、この試験によって在校中の高校の卒業に影響が生じたり、この試験の結果だけが大学入試の評価判定基準になる訳ではないという事です。

この制度のポイント

現段階の発表において最も重要な点は、実際に高校に通っている生徒達と、高卒認定試験の受験者が受ける試験が同レベルの問題だという所です。

何故この点が重要なのかというと、高卒認定試験に合格し志望校に活路を見出そうとしている人にとって、自分のレベルを志望校側に把握してもらう比較基準が出来た事であると言えます。

調査書はあくまでも参考値

現状においては、高校在学生と高卒認定試験受験者を直接的に比較する手段はありません。

結局のところ志望校側からすると、高卒認定試験の合格と、合格点をランク分けしている調査書を元に判断し,合格か否かを決定するパターンがほとんどなのです。

つまり、『達成度テスト(基礎レベル)仮称』」(案)が通れば、志望校側から見れば,高卒認定試験に合格した人と、現役の高校生と学力を比べる材料が出来たといえます。

また卒業認定試験に合格して転職や就職を考えた時も、企業に自らをアピールする際、役に立つでしょう。

まとめ

平成26年度の第一回高卒認定試験は、受験科目に変更が成されています。

変更時は当然、過去の受験問題は存在しないため、受験のハードルが上がるというのが通例です。

変更前には事前の通達がありますから、常にアンテナを張り巡らせ最新の情報を入手し、名称、内容、科目の変更などに関しても慌てずに済むようにしたいものですね。

変更が起こった直後は数字も変動します。今後、高卒認定試験の受験を考えている人は、この事も頭に置いて準備を進めたら良いと思います。