定時制高校のメリットデメリット

定時制高校が設立された理念は、若年のうちに就労を余儀なくされた青少年にも高等教育の機会を等しく与え、高卒の資格を取得してもらうことにあります。

そのため、その理念どおりに、就労しながら学習したいという方にとって適している点が挙げられます。

授業が始まるのは夕方からですので、日中はお仕事をして、夜に勉強をするという無理のない生活を続けながら、高卒資格が得られることは、非常に意義があります。

時間がある社会人に向いている

さらに、就労してからいつ高校卒業資格を得たいと決起したかには個人差がありますので、必然的に様々な年齢層の方が集まって学習することになります。

年齢を理由に全日制高校へ通うことがはばかられるとおっしゃる方にも、適しているといえます。

定時制高校と通信制高校の最大の違い

定時制高校と、同じような理念を持つ通信制高校とを比較した際の最大のメリットは、信頼できる先生にいつでも学習面での質問が出来るということでしょう。

その道のプロに直接指導してもらうことによる学習の成果は、時としてたいへんに効果的なものになります。

最後に、給食の存在も無視できません。現在、全国の52.5パーセントの定時制高校では、完全給食を実施しています。

栄養バランスの取れた食事を学習前に摂ることによる効果は決して小さいものではありませんし、正しい栄養バランスを考慮した献立を学ぶことは今後の健康にも繋がります。

デメリット

中途退学者がやや多いということです。すでに職業を持っておられる方のなかには、今のままの生活でも良いということでモチベーションが尽きる場合もあるでしょう。

教室の環境にも個人によってなじめない場合もあるのが現状ということでしょう。ご自分にあった定時制高校を見つけられることを願ってやみません。

職をもっておられない生徒の進路を、全員進学か就職かにはっきり決められているわけではないということも、改善の余地がある部分でしょう。

しかし、たとえその後の進路がすぐに決まらない場合でも、高卒資格をとることは大変意義のあることです。