高卒認定不合格で使う科目履修生

高等学校卒業認定試験は、通常6教科以上にわたる多種目のテストを受けねばならず、受験者の集中力の持続や体力的な面で、困難な点が指摘されてきました。

そのため、事前にいくつかの教科を、テストを受ける代わりに高等学校で授業を受けることで単位を取得し、それをテストの合格の代わりとすることが出来ます。

例えば数学が得意で国語が不安な人は、数学はテストを受け、国語は通信制高校で国語の単位を履修することで、国語の試験を受けるのを免除できるのです。

これを科目履修制度と呼びます。

なお、高卒認定試験では全ての科目をこの科目履修制度によって免除にすることは出来ず、最低でも一教科は実際に試験を受けて、合格する必要があります。

科目履修制度はあまり名前は知られていなくレポート提出するやつみたいなという人も多くいます。

社会人が使う方法

また、高卒認定試験で不合格になった場合、合格点に達しなかった教科を、あとから科目履修制度によって単位を取得し、その履修証明を文部科学省に提出することで、合格し高卒資格を取得することもできます。

多くの試験では不合格になった部分だけを後から履修して補うことで不合格を合格にかえるということは出来ませんから、この制度は高卒認定を幅広い人に取得してもらいたいという文部科学省の意図が見えます。

まとめ

科目履修制度は、どちらかというと全く高校に行かずにいきなり高卒認定を受験する人ではなくて、高校に以前通っており、そのときに単位をいくつか修得している人に向いているのではないでしょうか。

それまで学んでいた内容を高卒認定試験で発揮して合格し、在学中には学べなかった範囲を補うという使い方が有効だと思います。
※科目履修では高校卒業資格を取得することは出来ません。